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ヒストリー　片桐慶二　談話より

「出会いは1983年型エルカミーノ」5年ぐらい前だろうか？秀樹がブローカー時代

TKCを始める前にもっていたエルカミーノがSNSに掲載されていて業販してもらったのが出会いだった。

第一印象というか販売のやり方がとても熱意があって誠実で、スゴイやつだな！って好感をもった。

アメ車の話や価値観で意気投合して仲良くなった。

ちょうど秀樹も販売する為に整備、仕上げをする業者を探していて良い業者がなく困っていたんだ。

俺を兄のように慕ってくれてる。

お互い好きな事を仕事にしているから仕事がらみが多いけど一緒に銭湯へいったり飯を食べたり

仕事以外でも付き合いをするのはお互い馬が合うからじゃないかな。

秀樹が買付したC1500のエンジンが故障してその車をどうするか？諦めて損をするか？

逆にこの車をベースに新品のエンジンを入れ

更に大掛かりなカスタム、オールペンや内装などの仕上げを行って付加価値をつけて逆転するか？

その2択だったんだ。

逆転するっていっても大きなリスクがある。つぎ込む資金や売れなければ大損することになる。

秀樹は、俺にこう言ったんだ

「俺、諦めたくないんですよ！挑戦しないで損をするの嫌なんですよ。」

「この先、そういうのが癖になるし、自分で買付した車だから！意地でも利益を出したい」

思いを受けてそんじゃ、俺も腹決めるは、全面協力！作るか！ってね。

それが「デープ・シー・ファントム」。完成後、販売を成功させた！。

この取引によって信頼関係は強固な物となった。

一緒に苦難を乗り切るというのはお互いの事がよくわかるからね。

秀樹も俺も男らしいとか器量とか、男としての何がかっこいいのか？

そういう事を常に意識して行動している。

お互いかっこよく生きていければ幸いだと思う。その為に俺たちは協力しあう事を約束した。